ゲームとの距離感とか趣味への情熱というか

Outer Wilds の記事を読んでいて、とても共感した文章があった。

 

note.com

 

もし、仮に記憶を消せたら、という仮説も無意味だ。
記憶のない僕はきっと、強い思い入れのない状態の僕なので、
また攻略サイトに手を出すだろう。

だから、僕のOWはどうしても、そうなってしまうのだ。
とてもとても悲しいけれど、そうなのだ。

そうなのだ…。

 

実況を見ていると全くのノーヒントで自力で全部解いていっている動画ばかりだが、それはなかなか難しい。

 

動画でよく見るゾンビ達はノーヒントの人達ばかりだと思うが、視聴者数はもっと居たはず。コメントを残していない視聴者には挫折してヒントを頼りにしたプレイヤーも結構居たのではないだろうか?

それともガチのゲーマーしかOuter Wildsにたどり着かないようになっているのだろうか?

 

タケラム実況を見ていると、理解力が素晴らしい。

自分でプレイしてクリアしたときは、本編もDLCも「???」だった。いや、6割ぐらいは理解していたけども、全然繋がってなかった。

ゾンビ活動で「完全に理解した」状態になったのでタケラム実況もより楽しめたのだと思う。

 

 

実況を見ていると、本気で趣味に打ち込めている姿を見てちょっとしんみりしてしまう。

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すごろくとかやばいよね。

同人誌もすごいし、このすごろくもすごかった。

 

 

Outer Wilds を始める前までは、ソシャゲーというかガチャゲーぐらいしかやってなくて、ここまで趣味に情熱を持てるのが眩しく見えてしまうのだ。

自分を振り返って、ここ10年以上本気で何かの趣味をやったことは無いんじゃないか…?みたいな。

 

最近一緒にライブをやらないかと誘われたこともあったんだけど、もう15年は楽器をまともに弾いてないので断ってしまった。

ライブに行ったら、プロのメンバーも居るしみんな上手いんだよねえ…。そこで一緒にできるって、趣味としてもなかなかの力の入りようだ。

 

小説の三体も読みたいけど積んでるし、代わりにジャンキーなweb小説なんかを読んでる。

なんだろう、時間?ゆとり?何かが生活に足りないね。

 

 

まあ大多数の人は自分で楽器を弾くより聴く専門だろうし、絵を書くより見る専門だとは思う。そう思うが…。

 

時間が無いわけではないんだよね。テラリアなんかは180時間ぐらいやったし、なろう小説はたぶん200以上読んでる。

ただ楽しみ方がカジュアル消費っぽい。

 

 

毎日だらっと生きていて、何かに極端に熱中するわけでもなく、楽しみが全然ないわけでもなく、ゆるくだらだらしている。

昔は寝食を忘れて何かに夢中になったこともあったはずで、タケラム動画はそれを思い出してしんみりするんだなーと。

 

 

いや、やればいいのよ、まず積んでる三体を読んだり部屋にある楽器を弾けばいいんだけども。ある程度の時間を集中しないといけないということが分かっているので、なかなか手が進まない。

録画している2時間の映画も溜まってるもんね。

 

そんな感じのもやもやを、他の人のプレイを見て解消している。

 

ということを最近思ったりしている。